たいこ

オススメ書籍

この記事では、僕のオススメ絵本、たいこを紹介します。

この作品の素晴らしさが伝われば、嬉しいです。

はじめに

この本の出会いも、図書館です。

以前から樋勝朋巴先生のファンで、未読の作品を借りるようにしています。

上の子が、本作も大変気に入ったので、購入を決めました。

以前、記載したチキカングーもオススメです。

オススメのポイント

  • ストーリーの魅力
  • キャラクターの繊細な描写
  • 大人が読んでも楽しい

ストーリーの魅力

ストーリーは起承転結のお手本の様な、素晴らしい構成です。

むしろ、起承転結を説明には、この本が最適です。

起:犬のキャラクターが大きな太鼓でリズムを刻みます。

承:太鼓のリズムに誘われて、登場人物が増えていきます。
  登場人物が加わるたびに、太鼓のリズムがブレードアップします。

転:最後に現れた、ワニによって、状況が一変します。
  ワニの描写がとても魅力的です。
  詳細は次項「キャラクターの繊細な描写」で記載します。

結:全ての登場人物による、最高潮のリズムで物語が完結します。

上の写真は、クライマックスのページです。

上の子が、勢いよくページを捲るので、傷み始めています。

本が傷んで悲しい気持ちと、使い込んだ参考書を見た時の様な達成感があり、なんとも複雑な心境です。

キャラクターの繊細な描写

樋勝朋巴先生の画風が大好きです。

表紙の犬のキャラクターですが、可愛らしく描かれていますが、毛並みの質感が伝わってくると思います。

本作で、キーパーソンになっていワニについて記載したいと思います。

画像はありませんが、爬虫類の質感が絶妙です。

爬虫類特有の、表情の無さも表現されています。

ただし、ワニの心境の変化が、目線と文字の大きさで表現されていいるので、とても伝わります。

読むだけでなく、見て楽しめる、まさに絵本の醍醐味が詰まっています。

僕は18ページ目の、犬のキャラクターがワニを見つめる、暖かく見守るような表情がとても好きです。

大人が読んでも楽しい

音を表現するために、言葉と文字の大きさが活用されています。

絶妙な配置と、表現なので、読み聞かせる方も、ちからが入ります。

読んでいて、とても楽しい本です。

最後は、ワァー! と叫びたくなります。

終わりに

たいこ を読み聞かせると、元気いっぱいになります。

寝かしつけの時に使用して、興奮していまい、失敗した経験があります。

ぜひ、手にとっていただければ、嬉しいです。

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