この記事は、オススメ絵本『ふゆがすき』の紹介です。
わが家では、必須アイテムです。
はじめに
子供が風邪をひくと、近所のかかりつけ小児科に受診しています。
アットホームなクリニックなので、いつも助かっています。
受診の時、うちの子が待合室で静かに出来るように、好きな玩具や絵本を持参しています。
【こうかばつぐん】はスマホですが、最終手段にしています。
先日も、待ち疲れて騒ぎ始めた上の子に、絵本を読み聞かせて、なだめようとしました。
たまたま座っていた、隣の席と後ろの席の子供たちが、その様子を覗き込んでいたので、みんなに見せながら少し大きめの声で読んでみました。
読み終わった後に、保護者の方のに、「クリスマスの絵が可愛いですね」と声をかけてもらいました。
子連れだと、通りすがりの方に声をかけられる事があります。
僕はそれを、育児の醍醐味だと思っています。
ふゆがすき
作:ロイス・レンスキー 先生
訳:さくま ゆみこ 先生
作品は1945〜1950年頃に書かれた作品、『四季のえほん』の一つです。
おすすめポイントは
- 文章が素敵
- 絵が綺麗
- 持ち運びに便利
文章が素敵
見開きの左側に文章、右側に挿絵で構成されています。
僕が読んだ印象では、ストーリーに挿絵があるのではなく、文章に挿絵がある様に感じました。
その理由は文章の美しさです。
僕の感想は、テンポの良い詩に、挿絵が添えられた作品です。
作者がすごいのか、訳者がすごいのか、読み聞かせる人も楽しく読めます。
絵が綺麗
この本に出会えたのは、表紙の可愛らしさのおかげです。
僕は近所の図書館に、上の子をよく連れていきます。
上の子はまだ字が読めないので、絵柄で本を選びます。
読み聞かせる絵本の文章が多すぎると、途中で飽きてしまうので、借りる本は簡単な本を選ぶ事にしていました。
上の子がこの本を持ってきた時に、内容を確認して、うちの子にはまだ早いと思い、この本を本棚に戻すように説得したのですが、頑固に抵抗したので、そのまま貸出手続きをしました。
ダメ元で読み聞かせて見たところ、食い入る様に集中して聞いていたので、子供の成長を実感できました。
作者は児童作家でもあり、イラストレーターでもあったそうで。
持ち運びに便利
しっかりした内容の絵本ですが、コンパクトサイズです。
縦も横も15cm以下なので、ちょっとしたお出かけに最適です。
今回紹介したふゆがすき以外に、はるがきた、たのしいなつ、いまはあきがあります。
4冊まとめても、厚めのハードカバーよりも気楽に持ち運べます。
おわりに
わが家では、おでかけの際に必須アイテムになっている本を紹介しました。
図書館にもありますので、ぜひ手に取ってお試しください。
アメリカで80年ほど前に発表された絵本ですが、古さをまったく感じない作品です。
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